furereraのブログ

ふれれらのハッピーダイアリー

奇跡の時間、デュエルオペラ

◼︎本当に奇跡の瞬間でした。


「遊星とジャックの8年ぶりの最高の再戦」を見て

「遊星にサインもらって、カードをプレゼントされた」

という夢のような時間を過ごしたふれれら…今でも夢みたいです…


抽選当たって良かった…参加して良かった…!奇跡の中にいた…!!

 

 

◼︎ジャンプフェスタ2020

遊戯王決闘歌劇(デュエルオペラ)


昨年から始まったこのイベントは

オーケストラ生ライブの中

アニメのようなシナリオデュエルに

声優さんがリアルタイムで大迫力で声を当てるのを


最前列は、手を伸ばせば届くレベルの超!至近距離

で見れる、とんでもないお祭りです


声がビリビリする至近距離で

「アニメのその後」という設定で

 

遊星vsジャック

遊馬vsシャーク

プレイメイカーvsリボルバー

城之内vs闇マリク


の完全オリジナルストーリーが繰り広げられました。

 

 

聞くからにヤバいでしょ…?

「アニメその後」の「生ライブ」ってヤバすぎる


しかも、去年の公演は一切配信されず

配信の予定も現在なく


こんな凄い「アニメその後」なのに

歴史的な節目なのに


会場に行った人しか知らない、という

とんでもない供給アンバランスなのです

 


【遊星vsジャック戦】は

武者修行を経たジャックが

「あれから8年…」と言って懐かしみながら

究極に熱く、遊星に挑むストーリーでした。

 

ジャックは「さらなる進化」

「スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン」で

遊星は「友との絆」

「シューティング・スター・ドラゴン・テックジーナス・エクスパンション」で!


遊星が、新規口上

「照らし出せ!俺たちの未来のその先を!アァァクセルシンクロォォォ!!!カモン!」とテックジーナス・エクスパンションを呼び出した瞬間は、最高に熱く、熱く、熱かった…!


ああ、あれが遊星とジャックの

二人のリアルタイムの「8年後」…!!!

 


【遊馬vsシャーク】は

最終回後の、遊馬とシャークのデュエル。

あの会場にいたシャーク好きの誰もが言っていたのは

「シャークはナッシュで神代凌牙だったんだ…」

ということ。

あれはもう、会場でしか味わえない。


遊馬が「すげえぜシャーク!いや、ナッシュ!」と

本当に楽しそうに、嬉しそうに、シャークを称えるように

最高のデュエルをうたいあげた瞬間を


バリアンズカオスドローとシャイニングドローがぶつかり合って


周りの音がピタリと止まり

あまりにも遊馬らしく

「見てるか、アストラル…!」

と言った瞬間を


遊馬が掲げたシャイニングドローの輝きを

遊馬らしいダブルアップチャンスを!


ああ、どうして、

あんな最高が

たった一度きり、どうして二度と観れないんだ…!

 

 

【プレイメイカーvsリボルバー】は

リボルバーが再戦を喜ぶシーンから始まっていました。

「ここでならお前とのデュエルが心から楽しめる」と

楽しめる、とリボルバーが言った瞬間から鳥肌が立ちました。

「ああリボルバー、決着をつけよう!」と。

と。「リボルバー、オレは何度でも受けて立つ!」と!

リボルバーからプレイメイカーに挑んだのだと文脈から分かります。なんてこった、あの二人が…!


デュエルを終えたあと、まだ役が抜けきっていないお二人が

ぐっと手を握って、ハグで健闘を称えあった瞬間

会場の全てが沸きました。


【城之内vs闇マリク】のハイライトは

なんといっても海馬社長でしょう!!

「ずいぶん懐かしい顔ぶれじゃないか。幾夜年を経て運命を変えることができるか?フン、」

 

「今度は死ぬなよ、城之内」

 

っっっっっっって言ったんですよ!!!海馬が!!!!!う、うっっわああああああ

あの声音を!!聞いてない人!!聞けないの血の涙ですよあんなん!!聞けて良かった…!海馬って城之内にあんな声だせんのか…!


スタートからクライマックスですがそのあとも最高すぎた。

詳細は見た人の心の中に。

「これにてデュエルオペラ終幕!」の宣言の瞬間まで最高に最高だった。

 


デュエルオペラは語り尽くせません。

本当に凄まじい「最終回後」で

どれも最高に「アニメの続き」でした。

 

 

◼︎そして、デュエルオペラの舞台には

もう一つ幕間があったのです。


それが「なりきりモンスター召喚大合戦」

抽選で当たった10名が

キャラになりきって

「ステージで召喚口上を叫ぶ」

というもの。

 

さっきまでジャックや遊星が立ってたステージに立つってだけでも

とんでもないのに

そこで遊星やジャックのモンスターを召喚できて

遊星役の宮下雄也さんに直接コメントを貰えるという

白目むいてひっくり返るような企画でした

 

ふれれらはファストパス(早朝優先入場券)の抽選に当たったので

なりきり抽選は番号「3」番

1000人近く応募していたようなので

本当に最初の最初でした。


Ⅲちゃんだ!(※ゼアルキャラ)と仲間と喜び合っていた私。

抽選番号で高らかと呼び上げられて動揺で挙動不審でした。

仲間が背中を押してくれて、チャレンジした。仲間がいなかったら踏ん切りが付かなかった。ありがとう。


スタートから、ゾーン戦を完全再現してて、声も遊星そっくりのすんごい方がいて

もう緊張で頭真っ白でしたが、光栄な夢の舞台、思いっきりぶつかった。


遊星が審査員。だから、ジャックで挑みたい、と思ったわたし。

遊星にチャレンジするつもりで、叫びました。

 

「荒ぶる魂!レッドデーモンズドラゴン・スカァァァァァライトォォォォォ!」


言葉に詰まったし、声は裏返った

それでも全力でぶつかった。そしたら宮下さんが

魂を感じたって言ってくださった。もうそれだけで夢のようだった。

うっ、書きながら泣きそう…

 

物凄い上手い方がトップバッターだった蒼組が観客投票で勝利。

文句なしに素敵で聞き惚れていたので、私も普通に拍手してたレベルでした

 

夢の始まりはここからだった。

てっきりその方がMVPで呼ばれると思っていたら

宮下さんを含む審査員の方々が

急に物凄く真剣な顔でテーブルを高速で指差し始めた。


あれっ、と思った。

無言で何度も指を差す場所が変わっていて

何度もアイコンタクトされていて

どうやら審査が物凄く検討されているみたいだった、


あれっ、なんでだ、と思った。

みんな素敵だったけど、技術も再現もひとり物凄く抜きん出ている方がいたから

てっきり満場一致でその方に決まると思い込んでいた。


発表のとき、宮下さんが物凄くまばたきして

こっちを物凄く見ていらっしゃって

えっ、あれっ…?って思った。


審査が発表された瞬間

夢かと思った。


MVP賞、ふれれらさん、と

呼ばれた

 

 

ほんとうに、夢かと、思った。

 

 

選ばれた理由は

「魂です」と

宮下さんが、言ってくださった。

 

頭が真っ白で、物凄くワァァァァァって涙声になってたことしか覚えてないけど

5D'sリアルタイムで見てて、オペラ最高で

本当に本当に5D'sが大好きなんだって必死に伝えたのを覚えてる。


あとから知ったのだけど、観客の中に何人も

友だちや私の小説のファンのかた、多くの「ふれれら」を知ってる人がいて

自分のことのように泣いたり、喜んだりしてくれていた人たちが何人もいてくれたみたい。

 

しかも、あの舞台で「ふれれら」と呼ばれたから

四年間、音信不通だった友人が

私を舞台で見つけてくれた。


劇的な再会だった。


奇跡の時間だった。

わたしはあの時、たくさんの絆の中で

奇跡の瞬間に立っていた。


友人が、ふれちゃんの遊戯王愛はすごいから

魂が伝わったんだよ!って言ってくれた

 

本当に夢みたいで、舞台裏でしばらくウワァァぁぁぁって日本語喋ってなかった。

挙動不審で同じところぐるぐる回っててスタッフの人に大丈夫ですかって言われた。

舞台裏で、宮下さんに

MVP賞の景品として

「ふれれらさんへ」

「すごいカッコ良かった!おい!デュエルしろよ!」

と書かれた色紙を頂いた。


またワァァァァァってなって頭パンクしてた。

必死になって、本当に5D'sが大好きで、遊星と出会ったから私の「いま」があって、遊星に出会わなかったら「いま」はないんだって、伝えたくて必死になって、ありがとうございますって何度も必死に言った。

本当に、夢のような時間だった。

 

今でも夢のように感じる


「ふれれら」という名前はアイヌ語

「赤い風」「命の風」を意味する言葉

 

わたしは、風が好きだ。

遊星のライディングデュエルは

遊星の赤いDホイールは

「赤い風、命の風」そのものだ。


わたしにとってこの名前は

仲間と出会ったこの名前は

絆を繋ぐ赤い風そのものだ。


「ふれれらさん」と

遊星に呼んでもらったのだ、わたしは。


「おい、デュエルしろよ」と

メッセージを、もらったのだ。


泣かずにいられるわけがなかった。

あそこには遊星がいた。遊星の魂を見事に演じてくださった宮下さんのもとに

あそこには、あの瞬間には、わたしの名前を呼んでくれた遊星がいた。


十年前、遊星をテレビで偶然見た時から、全て始まった。

いまの私の仲間はみんな、遊戯王をキッカケに広がった絆だ。

仲間たちと、たくさんの嬉しさと、たくさんの興奮を共有した。

苦しいときは支えてもらった。地震のときは励ましや物資を送ってくれた方もいた。

わたしにとって、遊戯王は絆そのものだ。遊星に出会ったから絆がある。


5D'sが好きで、好きで、大好きだ。

デュエルが全然分からなくて、ミラフォにサイクロン打ってた私は

「遊星」のチュートリアルでデュエルを覚えた。


初めて買った遊戯王のゲーム「タッグフォース5」には

デュエル初心者用に、遊星がひとつひとつデュエルのルールを教えながら

遊星が「そうじゃない」とか「そうだ、それが正解だ」と言いながら

デュエルをレクチャーするモードがある。

わたしは、本当の最初の最初に

それで、遊星に教わってデュエルを覚えた。


わたしにとっては。

遊星に出会って始まり、遊星にルールを教わった遊戯王だった。


いま私は、多くの仲間に、絆に囲まれて生きている。

もし、何かがほんの少し違って

遊星に、出会わなかったら

みんなに出会えなかった。いまの幸せは無かった。

わたしにとって、デュエルは真実、絆を繋ぐものだ。

 

物語はフィクションだ。

だが、人は「偽物」には決して感動しない。

心が震えるのは、その裏で作っている人たちの想いが

「本物」だからだ。

わたしはそう信じている。


だから、あのとき、あの瞬間

眩しいほどのライディングデュエルを見たのなら

それは、あの物語を作った全ての人が

本気の「魂」を込めたからだと信じている。

 

「遊星」に貰った感動は実在している。そう信じている。


その宮下さんから

決め手は「魂」だと、MVP賞を頂いて

「おい、デュエルしろよ」とメッセージをもらったのだ。


わたしにとって、それがどれほど奇跡のように嬉しいことだったのか

泣かないで伝えられる言葉を、わたしは持たない。


わたしはあのとき、奇跡の中にいた。

 

デュエルオペラ。最高のアニメの続き。

そしてその幕間に、夢のような時間をもらった、ひとりの小さな参加者がいたこと


あそこに「遊星」が確かにいて

あの瞬間だけ、わたしは確かに

「おい、デュエルしろよ」

と言われた真のデュエリストだったこと


「遊星」があそこに確かにいたことを。

 

どうかそれを、覚えていてください。

 

きっとあのとき

「遊星に名前を呼ばれた」のは

 

わたしだけでなく

遊星のくれた絆を信じる

全てのデュエリストであるはずだから。

 

2019/12/21 デュエルオペラ幕間のステージ裏にて。

 

 

この夢みたいな実話には

実は「とんでもない続き」があるのですが

 

それは、またの機会に。

 

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